変わった子・・・と、思いつつも育児に追われ、バタバタとしているうちに、2年半が過ぎました。
この頃私にはとても気になっていたことがありました。
それは、2才半になっても、全く言葉が出ないのです。
私 「まさひろ、これ誰?お母さん・・・お・か・あ・さ・ん。ほら、言ってごらん」
マサ 「・・・・」
でも、定期検診に行っても何も言われなかったし、育児経験のある人に聞いても「男の子は遅いから」・・・としか言われず、そんなものかなぁ・・・と、軽く考えていたある日、いつものように真弘は流し台の前に椅子を持って来て、周りをビチョビチョにしながら水遊びを始めました。
暫くたってから、なにげなく台所を覗くと、コップを持ってゴクゴクと何かを飲んでいました。
私はその時、荒い桶の中の漂白剤が入った水をすくって飲んだのでは・・・と、とっさに思ってしまったんです。
何でそう思ったのかわかりません。でも、とにかくその時は、そう思ってしまったんです。
私は急いで近くの小児科に連れて行きました。
先生 「お腹とか、のど痛くない?」 「吐き気とかある?」
マサ 「・・・・」
私 「・・あのぅ・・この子、まだ言葉が喋れないんです・・・」
先生 「えっ!? お母さん! 漂白剤飲んだ事よりそっちの方が大変ですよ!」
(漂白剤飲んだことよりも大変な事って何なんだよぉ・・!?)
先生 「今から紹介状を書きますから、それを持ってこども病院に行って下さい。なるべく早いうちに行って下さいね。」
私 「あ・あのぅ・・漂白剤・・・」
先生「じゃあ、呼ばれるまで待合室で待っていてください。」
私 「!(ムカッ!)」
この頃私にはとても気になっていたことがありました。
それは、2才半になっても、全く言葉が出ないのです。
私 「まさひろ、これ誰?お母さん・・・お・か・あ・さ・ん。ほら、言ってごらん」
マサ 「・・・・」
でも、定期検診に行っても何も言われなかったし、育児経験のある人に聞いても「男の子は遅いから」・・・としか言われず、そんなものかなぁ・・・と、軽く考えていたある日、いつものように真弘は流し台の前に椅子を持って来て、周りをビチョビチョにしながら水遊びを始めました。
暫くたってから、なにげなく台所を覗くと、コップを持ってゴクゴクと何かを飲んでいました。
私はその時、荒い桶の中の漂白剤が入った水をすくって飲んだのでは・・・と、とっさに思ってしまったんです。
何でそう思ったのかわかりません。でも、とにかくその時は、そう思ってしまったんです。
私は急いで近くの小児科に連れて行きました。
先生 「お腹とか、のど痛くない?」 「吐き気とかある?」
マサ 「・・・・」
私 「・・あのぅ・・この子、まだ言葉が喋れないんです・・・」
先生 「えっ!? お母さん! 漂白剤飲んだ事よりそっちの方が大変ですよ!」
(漂白剤飲んだことよりも大変な事って何なんだよぉ・・!?)
先生 「今から紹介状を書きますから、それを持ってこども病院に行って下さい。なるべく早いうちに行って下さいね。」
私 「あ・あのぅ・・漂白剤・・・」
先生「じゃあ、呼ばれるまで待合室で待っていてください。」
私 「!(ムカッ!)」